3月27日(日)豊洲PITにて、前代未聞と言っても過言ではないほどの超豪華メンバーが集結したフェスが開催された。
それが、「Precious Anime & Game Song Festival」通称プレフェスだ。
言わずと知れた超有名声優・緒方恵美さんが発起人でプロデューサーの本フェスは、クラウドファンディングにより実現した。
コロナにより困窮・疲弊している人に笑顔を届けたいという緒方さんの熱い心意気と、それに賛同したこれまた熱い方々によるもので、
登場したアーティストは緒方さんの他、angela、Lia、川村ゆみ、中川翔子、内田彩、石川智晶、高橋洋子、堀江美都子(敬称略・出演順)……このメンバーが一堂に会することって他にある???
しかもこれが、後日(※)無料で全世界配信だなんて、信じられるだろうか???
※まさに今!4/2~4/4Youtubeで期間限定公開されているので要チェック!!
とまぁ出演者を見ただけでもとんでもないイベントだったことは分かると思うし、それぞれのパフォーマンスがいかに素晴らしかったかについて語りたいのは山々だし、何なら途中まで書いていたのだが、本日の「打ち上げ!-プレフェス感謝の集い-」を拝聴して気が変わった。
今回は、このプレフェスの開催そのものについて書きたいと思う。
というのもこのクラウドファンディング、初動があまり芳しくなかったのだ。私はこの事実に、「あの緒方恵美がやっているのに???」と思わずにはいられなかった。と、同時に、お金を集めるって大変なことなのだな…と、当たり前のことに気付かされた
最終的にこうして実現できたから良かったものの、正直途中で、もしかしたらこれは無理かもしれないな……と思ってしまった。パートナー(支援者)が感じるくらいだから、緒方さんはじめスタッフの方々はもっともっと不安だったに違いない。
受け取る側、消費者は、ついつい横柄になりがちで、アレが欲しいだの、こうして欲しいだの、言うのはタダみたいな感じで色々SNSに書き込んでる人を見るけれど、
確かに思うのは勝手なんだが、それを書いてる人たちに言いたい。あなた方が言ってることを実現するのがどれだけ大変か、考えたことがあるか??と。それを実現するために、推しがどれだけ疲弊するか分かってるのか??と。
日本って「無料」のサービスが多くて、それを当たり前に享受してしまって、っていうのもあるし、努力している姿を見せない文化というか、言わないのが美徳みたいなところがあって、どうも色んなことが簡単に実現していると錯覚しがちだけど、全然そんなことはなくて、我々のあずかり知らぬところで消費者のために裏でものすごーーーーく努力している人たちがいるはずなのだ。
そしてそんなものすごーーーーい努力を隠さずに話してくれたのが、本フェスだった。
緒方さんをはじめとした出演者の皆さまが、コロナによって変わってしまったエンタメ業界のこととか、アーティストが抱える不安とか、そういうのを包み隠さずにお話しくださったトークコーナー。
なんとなく、感覚として「大変そう」ということは頭で分かっていても、実際に話を聞いてみるとその感じ方は段違いだった。
私の大好きな推しは、私がのうのうと生きている間にこんなにも苦しんでいたのかと、、、何も出来ない歯がゆさと、悔しさと、情けなさとで胸が張り裂けそうだった。
どんなに大変でも、苦しくても、辛くても、「楽しい」とか「元気」、「パワー」を届けるために笑顔で表に立ち続けるための尋常じゃない努力、そして強い強い精神力。それらがあるからこそ、彼女たちの歌には説得力があって、エネルギッシュで、強く美しく輝く。そんな風に思う。
そんな、内面まで超絶カッコいい彼女たちのライブが前述のとおり、4/4まで期間限定で無料で見ることができる。
心身ともにボロボロになりながらもこの企画を実現させてくださった緒方さんには本当に頭が上がらない。
先陣を切って行動を起こす、その姿はめちゃくちゃカッコよくて、やっぱりアニキについていきたいと思わせてくれました。本当に本当に、ありがとうございました!お疲れさまでした!
私ができる事と言えば、このクラウドファンディングに自分が出来得る範囲で出資をして、細々とやっているブログで発信することくらいだけど、少しでもこのプレフェスの輪が広がれば良いなと願ってやまない。
当たり前に得られる幸せは当たり前ではないこと。
誰かの努力があって幸せが得られること。
そのありがたみを忘れずに………
そして最後に、心の叫びを一言。
私の推し凄いだろ!!!!!!!!!!(大声)