ネガティブ女でも人生楽しく生きている。

生き方なんて人それぞれだから。

Ta_2名義に思うこと。

 

 

厄介なファンのお気持ち表明でしかないので、書かないでおこうとも思ったのだけれど、どうにも心がざわざわして落ち着かないので書かせてほしい。

 

丁寧に書くよう気を付けるが、言葉の強い部分があったら申し訳ない。先に謝っておく。

 

 

 

 

基本的に、好きなものは好きだと胸を張って言えば良いと思うし、私自身、自分なりに「好き」を発信していきたいと思っているわけだが、どうしても大きな声で「好きだ」と言うのをはばかられる“推し”が一人だけいる。それが鈴木達央その人である。

 

私はかねてより、声優・鈴木達央のファンである。

いや。正確に言うと、Ta_2(読み:タツ鈴木達央の音楽活動時の名義)のファンだった。

 

偶然見ていたアニメの主題歌を聴いて、好きな曲だな、誰が歌ってるんだろうと思って調べたらOLDCODEXだった。当時はOLDCODEXのこともまるで知らなくて、また新しいバンドが出てきたなぁ、くらいに思っていたし、Ta_2と鈴木達央が同一人物であることももちろん知らなかった。そもそも、声優としての彼のこともほとんど知らなかったのだから、当然といえば当然である。

その時はただ、歌声がとても好きだなと思って、Ta_2の歌をもっと聴いてみたいと思ったことだけが確かだった。

 

その後私は、OLDCODEXにのめり込んだ。CDも買ったし、ライブにも行った。遠征したこともあった。熱いメッセージが込められた歌詞、それが最大限に伝わるメロディーフレーズ、支えるベースやドラムの音、音楽の世界をさらに拡げるペインターYORKE.さんのドローイング。全部全部大好きだった。

私は“推し”という概念を、OLDCODEXで、Ta_2で、知った。

 

 

そう思っていたのもつかの間。

あの日、その全部がこわれた。

 

 

もう嫌というほど蒸し返されているので、あえてここでは詳しく書かないが、あの日以降、私は“推し”を推すのが怖くなった。

 

名前を検索すれば、“推し”を否定する言葉の数々。

ファンの悲痛な叫び。

糾弾する人と擁護する人のレスバ。

全部ではないにしろ、どの意見にも少しずつ共感できる部分があって、だからこそ苦しかった。

 

それでもやってくる日常が、どうしようもなく憎らしかった。

 

 

結局、一連の騒動のどこまでが本当で、どこからが週刊誌が“盛った”内容なのか、私はよく分からない。というか、判断できない。

当事者同士にしか分からないこと、当事者同士で解決したことについて、一ファン、つまり外野の私が言えることはないと思っている。許す許さないも、当事者たちの問題でしかない。

 

それに、これ以上自分の“楽しかった思い出”を灰色にしたくない。

私が大好きだったTa_2は、私が推したいと思ったTa_2は、確かにそこに存在したのだ。

 

これが、私が辿り着いた答え。

 

 

 

 

その後、OLDCODEXは解散し、Ta_2の歌声を聴く機会はもうなくなってしまった。

 

うたプリの黒崎蘭丸のCV続投は発表されたけれど、蘭丸の歌は、蘭丸の歌であって、Ta_2の歌ではない。

もう、二度とTa_2の歌を聴ける機会はない。ただ、その事実が悲しかった。

 

 

それまでの人生で一番の推しを失った私は、その事実を少しずつ少しずつ消化して、飲み込んだ。自分が想像していた以上の時間を要した。

 

 

 

 

時が過ぎ、2025年6月18日(水)。

私は、鈴木達央のファンミーティング会場に来ていた。

正直、直前まで本当に行くかどうか、迷った。

行って、私の知っている鈴木達央がもういなかったらどうしようとか、心から楽しめなかったどうしようとか、そんなことを考えている自分に参加する資格は果たしてあるのか、とか。

 

でも、インスタライブで「これから踏み出す一歩を、みんなに見届けて欲しい」と話していたから(記憶なのでニュアンスが違うかもしれない)、それはやっぱり、見たいなって思って。

インスタライブを見ながら逡巡して、でも、気が付けばチケットを申し込んでいた。

 

いつもワクワクやドキドキを届けてくれた彼の、新たな一歩。それがなんなのかは簡単には想像できなかったし、きっと想像を超えてくるだろう。期待と緊張とで、ふわふわとした気持ちのまま、私は席についた。

 

 

そして、やはり彼のサプライズは想像を超えてきた。

会場で発表されたのは、新規の音楽プロジェクト「SHINKIRO&Co.」(シンキロウ)の立ち上げ。そして、1st EPの発売と1stライブ開催のお知らせだった。

 

また彼の、彼自身の歌声を聴くことができるんだ。この日をどれだけ待ち望んだか分からない。嬉しかった。本当に。

 

でも。

 

「ボーカルTa_2として、音楽をやります」

 

それを聞いて、正直、複雑な気持ちになってしまった。

 

 

確かに私Ta_2の歌が好きだった。歌声が、歌詞が、音楽が、好きだった。

でも、Ta_2としての活動は、同時にOLDCODEXの活動でもあったはずで。

 

私が知らないだけで、Ta_2としての活動はOLDCODEX以外にもあったのかもしれないけれど、私はTa_2と聞いたら、OLDCODEXのボーカルで、横にはYORKE.さんがいて。そうじゃないTa_2をどう受け止めたら良いのか、一夜明けた今も分からずにいる。

 

SNSには「おかえり!」という祝福の声が溢れていた。

ポジティブに受け止めている人が多いことに安心感を覚えつつ、私も「おかえり!」と喜べたら良いのに、と落ち込む。自分と同じ心境の人を探そうとして、わざわざネガティブな意見を見つけて、勝手に傷ついて。一体何をしているんだろう。

 

Ta_2名義でなければ、ここまでモヤモヤはしなかったのだろう、と思う。

 

Ta_2という名義について「〜の名義どうしようっなって、必死に捻り出した名前が、こんな風になるなんて」と、話していて、ちょっと前半部分が聞き取れなかったのだけれど、OLDCODEXに限った話ではなかったような気がした。ということは、私が勝手に、OLDCODEXと紐付けているだけなのか。音楽活動全般についての名義なのだとしたら、今回の新規プロジェクトでTa_2名義を使うことにも納得できる。

 

納得はできるけど、飲み込めるかは、別の話で。

これもまた、ゆっくりゆっくり消化して、飲み込めるようになるだろうか。

また純粋にTa_2の音楽を楽しめる日が来るのだろうか。

 

Ta_2としての彼が大好きだったはずなのに、Ta_2として帰ってきたことに憤りを覚えているなんて、本当、我ながら勝手だな。

 

 

 

「大好き」を何の躊躇いもなく言えること、それはとても幸せなことなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

心臓は握り潰さず 握っているという選択

昨年11月に発売された、LiSAのアルバム『LANDER』。

10周年を経て新たな一歩を踏み出す、そんな覚悟や意気込みが感じられるアルバムだ。

 

その中に収録されている『悪女のオキテ』について、少し語りたい。

(本当は一曲一曲語ろうと思っていたのですが、『悪女のオキテ』への思いが強すぎて思ったより長くなってしまったので、この曲だけにしました。)

 

 

この楽曲は、LiSAさんがアルバム楽曲をつくり終えた際に「まだ吐き出し切れてないな」と思って追加で作られたそう。

さまざまな思いを込めに込めてつくられたこのアルバムで、吐き出し切れていない気持ちとは一体何だろうと思い聞いてみると、なるほど、これは確かに吐き出し切れていない。

 

「ピー…ガガガ…」というノイズから始まるイントロ、そして出だしの歌詞2フレーズ。

「あぁね 弱いオチだわ 涙の釈明 落ちないファンデ」

「なんで被害者様?戦の庭においでませ」

ここまでで私は「あの件(※)」か……と察した。「おいでませ」がハイパーキュートボイスなのがまた怖い。

 

※この楽曲の背景について、コレについて描いたと明言されているわけではありません。聴く人それぞれの解釈で聴いて良いと思います。私は、私が当ブログに何度か書いている“推し”の件であると解釈しました。以降、その解釈を前提に展開します。

 

 

楽曲というカタチで思いを吐き出すのは、流石アーティストだなと思うし、そうやって私たちファンの目に見えるカタチで示してくれてうれしく思う。少なくとも私はうれしかった。

アルバム発売後のインタビューの中でLiSAさんが「気持ちを音楽にして遊ぶことで、イヤだったこともスッキリする」という内容のことを話していて、なるほど、それで曲をつくったのかと納得した。

 

 

今まで、「あの件」に関して全然言及しないなぁと気にはなっていた。ただ、LiSAさんがネガティブな発信をするイメージが微塵も湧かないから、あえて言わないんだと理解する自分もいて。

家庭内の問題に他人が口を出すものではないとは思うけど、心配なことは心配だった。いつだって元気をくれるLiSAさんが大好きだけど、負の感情を押し殺してポジティブを発信しているのだとしたら、それは苦しいな……と、ファンの一人として思ってしまったり。

 

たとえファンであろうと何だろうと、一ファンの私は「あの件」に関して完全に部外者で、思い悩んだり怒ったり悲しんだりするような立場ではないと思うけど、それでも、この曲で私は救われた。

本人が怒っていないのに怒るのは違うとか、本人が何も言っていないのに外野がとやかく言うのは違うとか、頭では理解しつつも気持ちに蓋をして我慢している部分もあり、ファンなりにモヤモヤしていたのが、作品として、彼女が何を感じ、どう消化し、昇華していくのか、強気なサウンドと、感情爆発の歌声とで提示されたことによって、「LiSAがこう言うのだから」と、私なりの指針ができた。私は、LiSAさんの受け入れ方、乗り越え方、進み方を尊重したい。

 

この曲の最後

「心臓は握り潰さず 握っててあげる」

私はこの一節がとても好きだ。

怒りにまかせて握りつぶすのは簡単かもしれないけれど、あえてそうはせずに握っておく。その意図とか、どういう気持ちなのか、想像が膨らまないか。その余韻が不穏で、最高にカッコイイ。

 

 

余談だが、カラオケでこの曲を歌ったら採点機能AIから「思いが先走っています」と評された。これはもう仕方がないだろう。たぶん直らない。

 

 

そんなこんなで、この『悪女のオキテ』が収録されたアルバム『LANDER』を連れてくるであろう次のライブは絶対に行きたいなぁ……と思っていたら!なんと当選……!なんたる幸運!運命!神が私に味方している…!(筆者は無宗教

筆者はサッカーファンでもあるので、FIFAワールドカップのイメージソングとなっていた『一斉ノ喝采』が聴けるのもうれしい。

 

ライブで一緒に発散するのが今からとても楽しみだ。

 

 

(参考)WEBザ・テレビジョン「より強く、より熱く、より豊かな音楽に。アルバム制作を経て見えたこと――LiSA『LANDER』インタビュー」

https://thetv.jp/news/detail/1111765/

マジなLOVEにぶん殴られた話

巷で話題の、うたの☆プリンスさまっ♪の劇場版最新作、マジLOVEスターリッシュツアーズを観に行ってきた。

前作、マジLOVEキングダムが素晴らしかっただけに、否が応でも期待してしまって、観に行く前からワクワクが止まらない。観に行く前の1週間は、それはもう馬車馬のように働いた。

 

ちなみに私、うたプリはプリライから入った口で、アニメやゲームは未履修の部分も多い本編にわかファンです。そのあたりご理解の上、楽しんでいただける方に読んでいただければ。

 

 

※以下の感想は、初めて観た際に記憶だけで書いたものです。先日もう一度観たら、記憶違い等々がいくつか確認できました;;

……が、最初に感じたままの気持ちを大事にということで、当記事に関してはこのままにしておきます。いずれ答え合わせ的な記事を書きたいと思います!(という予告。)

 

 

☆OP映像

パイロットスーツだ!!!と、最初からテンションが上がる制服フェチの私。ただでさえカッコいいパイロットスーツを、顔の良いプリンスさまたちが着ているんだからそりゃあ良いに決まっている。

みんなで飛行機に乗るのかな~なんてニコニコしてたら、まさかの一人一機だった。しかもメンバーカラーに塗装されたやつ。このライブの予算どうなってんだ。いやしかし、この景気の良さこそがうたプリ

一人ずつ操縦し始めたのには一瞬驚いたが、遊戯王を履修済の私は、海馬社長が劇場版でブルーアイズジェットを操縦して着陸を待ちきれずに飛び降りたシーンを思い出していた。どうやらイケメンは飛行機の操縦なんて余裕らしい。必修科目か?

そしてメンバー紹介がてら出てくるキービジュアル?の一ノ瀬トキヤ様がド好み過ぎて死にかける。ただでさえ見返り美人図的構図大好きなのに、あの方マジでスーパーアイドルすぎません?????いやもうそんな綺麗な目で見つめないで?????

 

★マジLOVEスターリッシュツアーズ

「世界は一つだと~♪」

の歌い出しで一気に、ライブだ~~~!!!!!ST☆RISHだ~~~!!!!!うわああああああああああああああああ!!!!!!!と、心の声がさわがしい。声が出せたらなあ!!!!!!!と思わずにはいられないのだが、声が出せずとも、会場の温度がぐっと上がったのがわかる。プリンセスたち……みんな気持ちは一つ……。

それにしても、パイロットスーツってひらひら部分が少ないから、スタイルの良さがよりよく分かる。脚長ぁ……って思いながら見てた。(しかし後にこの時の感情はあっさり霞むこととなる……)

それにしても一瞬一瞬の表情がとても良い。マジでどこ見たら良いか分からなくてずっと目が泳いでしまって、結果的にほぼ何も見えてなかった。正直ほとんど覚えてない。セシルが異様にかわいいことしてた気がする。

 

☆MC

音也くんの「やっぱライブってサイコー!」に、声が出せてたら「わかるーーーーー!!!!!」って叫んでいた。その代わり心の中で、「わかるわかるライブって良いよね最高だよ私も大好きだよライブしてくれてありがとうやはり音楽は現場です生音です音源も良いけどやっぱりライブだよね!!!」って、めっちゃ早口で言った。

きゃっきゃしてるところをトキヤさんにたしなめられる音也くんかわいいですよね。本当、わんこみたいで。

そして自己紹介の時の神宮寺レン!マイク構えたから喋り始めるかな~と思ってドキドキ待ってたら、会場がしん……っと静まり返るまでタメて、あ、喋る…って思ったら、渾身の「ちゅっ(リップ音)」。はい????????乙女ゲームですか???????(注:うたプリ乙女ゲーム)いややっぱレン様は強いな…”様”をつけずにはいられない。脅威。

みんながきゃっきゃ喋る中、「(機長が)7人は多かったですか?」って首をかしげるセシルがとびきりかわいかった。てかそんなこと言うなんてセシル何気に結構冷静だな???ぽやぽやしたイメージしかなかったから何だか意外。(後で友人に「セシルは時々辛辣なんだ(そこが良い)」と教えられた。)

ところで、マイクで喋ってる人の脇でわちゃわちゃするのやめてくれないかな……目が足りないよ……見きれないよ…………(この時点で複数回搭乗と円盤購入がほぼ確定)

 

★Ok, Hello World!/一十木音也

会場のペンラが赤くなって、一番手は音也くんなのねぇ~って思ってたら、ふいうちの聖川にやられた。いや、待って聖川ちょっと?え?ピアノ???何で?????(筆者はピアノを弾いている聖川が大好き)

と、動揺していたら前髪かきあげスタイルのロッキンボーイ音也くん登場。いや前髪あげてるなんて聞いてないよ!(ネタバレ回避のため予告映像も見ていなかった。)オイオイオイオイ、レザーだし何かいっぱいゴテゴテついてるし、バチバチに決まっとる。

さっきまでMCできゃっきゃしてたじゃん!わんこだったじゃん!ポメラニアンだったじゃん!これはポメラニアンじゃない、シベリアンハスキーだよ!!!

私の知ってる音也くんじゃなかった知らない音也くんがいた……ギャップエグい……。間違いなくスタッフの中に、音也くんのギャップ萌えを魅せたくてたまらない音也の女がいた。

このゴリゴリでバチバチなロックは、蘭丸先輩にアドバイスをもらったのかしら。衣装も相談したのかしら。蘭丸さんはなんて言ったのかしら。なんて、蘭丸推しの私は勝手に妄想して一人ほくほく。

曲終わり、音也くん口づけしたピックを客席に向かって投げ捨ててたけど、アリーナ席で戦争が起きていないか心配。

 

★Ready to be a Lady/神宮寺レン

音也くんが一番手ってことは、いつもの順番で次は聖川氏かしら?って思ってたら、急にセクシーが飛び出してきて心臓飛び出そうだった。

あのどデカいバラ柄のお衣装を着こなせるレン様マジ強いし、髪結んで出てくるのはズルいと思う。長髪キャラが髪結ぶのなんてオタクはみんな好き。(主語がデカい)

ていうか脚なっが。パイロットスーツの時の比じゃないくらい脚が長い。スタイル良いにもほどがある。OPで思った「脚長ぁ」は、あっという間に上書きされた。

ギャップで攻めてきた音也くんも凄かったけど、イメージ通りに直球で攻めてくるレン様は、それはそれで凄い。やはりレン様は脅威。スタッフの中にセクシー全開路線の初期レンが大好きなレンの女がいた。

そしてバックで翔ちゃんが踊り始めてまたびっくりする。ひやぁ……翔ちゃんが、、、一生懸命セクシーにダンスを踊ってる、、、うわぁぁぁぁって、何故かこっちが照れる。カッコよく踊ってるのに、カメラが近づいてきたとき、ニコって爽やかに元気いっぱい笑うのズルくない??かわいいかよ……(え、これ幻覚……??)

ここで、バックにメンバーが出てくるシステムに気付く。次の登場は誰か、に加えてバックに誰がつくのかも楽しみになってきてワクワク。

 

トリッドラヴ/愛島セシル

はい、登場がえっちすぎます。

待ってください。大丈夫ですか?セシルくん推しの女たち生きてますか?????玉座でお休みになっているところからお目覚めになる時の表情の破壊力がエグすぎる。猫っぽいあどけなさがありつつ、大人の色気もある、絶妙な表情。マジもんの王子様だった。

でも歌って踊ってる時はきらっきらの笑顔で超絶かわいいセシルくんだった。ピュアが爆発してた。かわいいは正義

今回のアラビアンなお衣装は、初期も初期のセシルを彷彿とさせる感じで、懐かしかったですね。でもあのやや露出度の高いお衣装は色気あふれる登場も相まって目のやり場に困る。え、みんなアレ直視できてるの???すごくない?????

困ってたところに、魔法でバックに音也&トキヤ登場。ちょっと待ってくれ。あなた方もノースリーブなんです???そりゃあそうか、でもこれ以上困らせないで?????

てか今回セシルさんウインク多かったのは気のせいじゃないよね。ソロ曲に限らず、ばっちばっちウインクしまくってたよね。スタッフの中に、セシルにとにかくかわいくウインクさせたいセシルの女がいた。

 

★Snow Ballade/聖川真斗

イントロ部分での観客のかけ声(?)的なものは絶妙なダサさにちょっと笑ってしまったのだが(筆者はうたプリのちょっとダサいところが大好き)、後はもうひたすら美しい画面。

雪もそうだけど、光の描写がとにかく綺麗。 カタカナでキレイというより漢字で書く綺麗。

衣装ふわふわで温かそうでかわいいなぁ~と思って見ていたのだが、サビ前で手袋外して手を伸ばす所作の美しさに死んだ。あの、スッと伸びて綺麗なんだけど少しゴツっとしていて、あぁやっぱり男の人の手だなって感じが手指フェチの私にド直球に刺さりすぎた。え、このカット私のために描かれた???好きすぎる。

その後細かな光がふわっと拡がるところもすごく良くて。最高に聖川を美しく輝かせてやる、という心意気を感じる。

あとはレン様が口に指あてて「しっ」ってやった後、ろうそくの炎がぶわーって拡がるところも素敵だった。思わず、うわぁって、ぱぁぁって効果音がつきそうな乙女みたいな声が出た(心の中)。

途中から聖川の頭にずっと雪の結晶ついてて、儚げな可愛らしさを出しているし、そうでなくても一つひとつの表情がエモ極まってて美しくて、そういう細やかな演出にスタッフの並々ならぬこだわりを感じた。やっぱり劇場版スタッフの中には強力な聖川の女がいる。

 

愛をボナペティ/四ノ宮那月

THEなっちゃん!な、ハイパーキュートな楽曲。衣装もセットも曲調もすべてがカワイイでできている。そうそう、こういうなっちゃんが見たかったのよ!いや〜かわいいなぁ〜〜〜

雰囲気がもうピュアピュアふわふわで、突然幼稚園に放り込まれた感じ。観客はみんな園児だった。途中の踊りも、女児の気持ちで全力でやりたくなる。なっちゃん先生に「完璧で~す」って言われたい。完璧に踊り倒す。

本当にこれcv.谷山紀章か???と途中まで疑っていたが、サビの盛り上がり部分で、隠し切れないどえらい歌唱力とロックがにじみ出ててホッとした。

でもやっぱり、いつも何歌っても谷山さんがいるなぁって思ってたのが、今回はかなり控えめ。スタッフの中に、なっちゃんの中のキュートでスウィートでふわっふわなところを見てほしくてたまらない那月の女がいた。

なっちゃんと一緒に踊るクマさん、中身誰だろうな~って見てたんだけど、途中から大量のマカロンやら何やらのお菓子の妖精さんたちがいっぱい出てきて、え、これはもしかして全部魔法?????ついでに妖精さんたちに混じってキウイのあいつみたいなのいたの気になる。

 

★TRIGGER CHANCE/一ノ瀬トキヤ

これはもう、一ノ瀬トキヤの皮を被った宮野真守です(断定)

いやファンサの量がえげつないんですが???3秒の間に流れるようにウインクしてるしハート飛ばしてるし投げキッスしてますけど???多くない?過多だよ?過多ーーーーー!!!!!3秒間でどれだけの死人が出た???? ?随所随所で隙あらばファンサ。流石、 中身は宮野真守。おそるべし、 パーフェクトアイドル一ノ瀬トキヤ。

それにしてもこの曲、銃で撃つ真似をする振付がいっぱいあるのだが、バックのなっちゃんやセシルくんが楽しそうにバキュンバキュンしてるのに対して、トキヤ様は完全にハンターの目だった。プリンセスを一人残らず仕留めようとしていた。

そしてサビで一番盛り上がるところでの腰を振る振付には全プリンセスたちが卒倒した。絶対した。もうくらっくらで、着座で見るタイプのライブで良かったと心から思った。(作品内の)現場にいるプリンセス達は腰から崩れ落ちているに違いない。ちょっともう勘弁してと顔を覆いたくなってしまう(が、覆うと次のカットが見れなくなってしまうので必死に自分で自分の腕を押さえる)。

キラキラな衣装に、トキヤさんの煌めくアイドルスマイルが眩しかった……スタッフの中に、スーパーグレートアイドル一ノ瀬トキヤを輝かせることに命を懸けるトキヤの女がいた。

私、一ノ瀬トキヤ様のお顔が本当に好きなんですよね。ソロ曲はアップが多くてありがたや、ありがたや。

 

来来オーライ/来栖翔

翔ちゃん×中華がこんなにも合うなんて!いや、分かってた、分かっていましたよ。可愛いに決まってるって。でも、それでもやっぱり実物を見るとテンションが上がる。

衣装可愛いな〜チャイナだな〜なんてふわふわしてたら、ノースリーブの衣装から伸びた上腕二頭筋があまりにも凜々しくて、うわぁ、男の子だ……とまじまじ見てしまった。翔“ちゃん”じゃなくて翔“くん”って呼ばなきゃ……。

そんなカッコいい翔くんだけど、両手ピースでビッと決めたりするかわいい振り付けも随所にあって、両極の魅力が次々とやってくるから忙しい。

ポップな曲調に合わせて、翔くんらしいアクロバティックな動きがいっぱい入っていて、1コマ1コマ全部が楽しかった。中盤から棍(如意棒?)振り回してて、より翔くんの筋肉…もとい、身体能力を感じる。

ここまでくると、もうドラゴンが動き出しても全然驚かなくなってるから慣れって怖い。

曲終盤、メンバーが袖の方から、ドラゴンで飛び回る翔くんを眺めたり、手を振ったりしてるのが、仲良し感あふれてて好きぃ…ってなった。そんなメンバーを見下ろしてニッて笑う翔くんを見て好きぃ…!!!ってなった。

ボカロ曲「いーあるふぁんくらぶ」好きな人絶対みんな好きだからとにかく見てくれ。

 

★UUUU

この曲超カッコイイなー!めっちゃ好き。すごいアガる。今までのうたプリにはあまりないタイプの曲な気がしたけど、どうでしょう。

ミリタリー風味な衣装はみんな好きだよな~。個人的には編み上げブーツも大好きなので、このお衣装好きすぎる。刺さるわ~。

サビのところの、指をくいくいってやって挑発するような振付の部分超~~~~~良いよな~!!本当に良いよなぁあそこ。ビシビシ刺さった。あぁいう感じで来られたらもうダメです。死にました。しかもその部分翔ちゃんアップじゃないですか……!黒のマニキュアがバチバチに映えてるのですよ……最高か、、、

ところで、ソロダンスパートのレン様、他の子達よりちょっと引きが多めだった気がするんだけど、やっぱり寄りはセクシーすぎて映倫に引っかかっちゃうからかな。

 

★SAMURAIZM

あなた方も編み上げブーツ!ありがたや~~~!!

所作が美しい3人だから、踊りも一つひとつの動きがお美しい。静と動のメリハリが利いてて恰好良かったなぁ。あとそれぞれの表情も良かったなぁ……特にちょっと節目がちになるところは思わずドキッとする破壊力。はぁ……アイドルってすごいなぁ。

途中モノクロになるところって、作品内でライブ会場にいる人たちには味わえない演出だよね??初めて次元の壁に優越感を感じた瞬間なんじゃないか…!?なんて画期的!(しかし、この世界線は魔法が使えるので現場のプリンセス達も目の前がモノクロになったかもしれない。)

鬼が出てきて戦い始めた時はどうしようかと思っちゃったけど、鬼に斬りかかった時の聖川のドアップのお顔があまりにも美しすぎて、もう何もかもがどうでもよくなった。

 

☆MC2

ここの話の流れは記憶があいまいなので、思い出したことからどんどん書きます。ていうかソロ曲の時点でお腹いっぱいだったのでユニット曲あたりから既に記憶があやしい。

 

お互いのユニットのお客さんやってたっていうエピソード鬼かわいくないですか。微笑ましい~。私もお客さん役やりたいなんておこがましいこと言わないから、せめてその様子をこっそり覗き見たい。

侍のポーズをとる音也くんに、「音也、それ忍者です」ってツッコむセシルくんがあまりにも冷静で笑った。しかしその時の顔がスーパー可愛くて猫ちゃんだった。

見てたから振付覚えたぜって、自分じゃない方のユニットの振付をじゃじゃん!ってやるのも可愛かったな~。どうだ!って見せてくる子どもを見る親の気持ち。そしてUUUU組がSAMURAIZMやった後のトキヤさんの「そんなに大げさじゃありません…(呆れ)」の表情がとても良かったですね!!!(筆者はトキヤ様の呆れ顔が大好き)

 てかみんながお互いのユニットのこと褒めあってるときのカメラワークがすごい。下からアイドルたちをずっと見上げる感じになってて、あまりない角度だから新鮮だったな……女児の気持ちだったわ。あれ何で撮ってるんだろう。ふいに目線の高さになることもあったし、やっぱりドローンかな。ドローンカメラ神だな。ドローン作ってくれた人に感謝だ。

会場の観客に向かってセシルくんが手を伸ばして「手が届きそう…」っていうところ、マジで届かそうとする過激なファンがいるからそんな危険なことしないで??!?って、ちょっと心配になった。うたプリ世界線ではそんな怖いファンはいないことを切に願う。

そして何と言っても!聖川が今回も髪の毛を耳にかけましたね!!!!!絶妙なタイミングでセシルくんが話しかけたから未遂だけど、驚きと興奮とで「あ゛っっっ」って声が出そうだった。スタッフ、キングダムですっかり味をしめてるな!いいぞ!素晴らしい!ありがとうございます!!!!!!!!!!

その後聖川を引っ張って走るセシルくん完全に園児だったし、聖川はママだった。思わずニコニコ。

 

ファンからのサプライズって、ここでしたっけ、、、あそこの件さぁ、ST☆RISHみんなの優しさに溢れててとっても良かったなぁ。

突然会場中の照明がパッと消えた時、演出か?って思ってたらメンバーもあわあわするから、えっ?ってなって、普通にびっくりしてしまった。プリンセスたちのサプライズ、かわいいな~平和だなぁ~。優しい世界にほっこり。

翔ちゃんが泣いてる姿カメラに映らないように必死に逃げてたのに、音也くんに見つかって(この時の音也くんの「翔、泣いてる?」も、ものすごく可愛い)超近距離でカメラに寄られてあわあわしてんのあまりにも可愛くてしんどかった……強気な男の子の泣き顔って、何であんなに魅力的なのかしら。

 

★ST☆RT OURS

ユニット毎の衣装のまま歌うのかな~(テイストは違うけど若干リンクしてる部分もあるしな)って思っていたら、光を潜り抜けたらお揃いの宇宙服みたいな衣装に早変わり。魔法って便利でステキだな。

あのずんぐりむっくりな衣装、ぽてぽてしててカワイイ。あのセクシーダイナマイトなレン様ですらカワイイにステータスがん振りである。

カワイイと言えば、上を見上げてぽやっとした表情を見せる翔ちゃんがあどけなくて愛おしくて、養いたいと思った。

「歌詞めっちゃ良かった」という感想を見かけて、プリンスたちの可愛さとハーモニーの美しさにぼやっとしてて歌詞が全然入ってきていなかったことに気付いた。後でちゃんと歌詞を読んだけど、本当に良い歌ですね………ちゃんと聴いたら泣いちゃう。

 

エンドロール

ここでなっちゃんのソロ曲にいたクマさんの中身はレン様と翔ちゃんだったことが判明してまさかだった。翔ちゃんは可能性あるなって思ってたけど、レン様は驚き!!セクシーオーラ消せたんだねレン様!!

あとSAMURAIZM組が竹藪の中で殺陣の練習してるのには笑った。流石だよ。

てか、カルナイが!HE☆VENSが!観に来てる!観に来てたんかーーー!!!カルナイは先輩ですが?って感じでドーーーンって構えてて、HE☆VENSはなんとなくこう、わちゃそわって感じが出てて、1枚絵でもわかる各々の空気感に激しく悶えた。

 

アンコール

これさぁ~~~正直ちょっと聖川に気を取られてあんまり覚えてなくて、、、

だってさぁ、レン様が手を伸ばして、聖川がその手を取ろうとして、やっぱやめるところ?何ですかアレ??私も聖川につれなくされたいんだが!!!!!!!!!

何かこう、真面目に、真っ直ぐに向き合ってくれる聖川のイメージが強くて……こういうちょっとツンなところを見せられるとヤバいんですが?????嫌だぁ~~~もう~~~~~~

で、その後レン様とマイクを交わしてさぁ~~~~~にこにこしちゃってさ~~~~~~何ですかそのツンからのデレは~~~~~~??????私もつれなくされた後デレられたいんですけどーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!(叫)

そして私は前後の記憶を失くした。なんとなくみんな可愛かった気がする…というふんわりな記憶。。。

 

★Wアンコール

ここに来てマジLOVE1000%はエモが過ぎるでしょう?????初めて1000%を見た時のことが思い出され、ST☆RISHの成長と、技術の進歩を感じる。

3・2・1、の後に「いっきますよ~!」っていうなっちゃんに、プリライの時の「いっくぞ~~~~!!!!!(高音)」な谷山紀章を見た。あのカウントダウンからサビの入りまでの間、何度聴いてもぐわっとアガるよなぁ。

曲が始まって、みんなが歌って踊って……振付は当時から変わっていなくて、懐かしいのに、新しいものを見ているような、不思議な気持ち。今1000%をやるとこうなるのかぁ~と、しみじみしちゃった。それ以外にも、色んな感情がぐるぐるぐるぐる。

ていうかセシルがいるよ~~~!7人の1000%だよ~~~!プリライでは定番だけど、アニメではかなり貴重なのでは!?にわかの私は初めて見たよ……エモすぎて、ドキドキで壊れそう1000%LOVE。

 

3週目だったから、終演後のナレーションは聖川とレン様だった。

2人が、お互い大人になったなぁって喋ってるのまじエモかったし、久々にレン様につっかかる聖川が見れて、大満足でございました。聖川にツンケンされるレン様が羨ましくて仕方がない。

 

 

ふぅ………これでセトリ(+α)全部なぞったかな。

うたプリいつも多幸感でいっぱいになって記憶を失くしてしまうんだよな。頑張って思い出してみたつもりだけど、全然だ……。

 

全体を通して感じたこととしては、キングダムの時より、単純に登場するキャラクターが少ないから、一人ひとりにかける情熱が段違いになっているってこと。それぞれに女がいた。キングダムだって十分すぎるくらい愛に溢れていたのに、今回はもっともっと愛を感じた。いや~、愛が止まらないな。

観客の声までもがパワーアップしてた気がする。応援上映も無発声だからかな……声にならない声をあげてるファンめっちゃいた。翔ちゃんの過激オタク(男)もいたのは流石に笑った。歓声すらもこだわる……すごすぎる。

 

本当に、うたプリは毎回想像を余裕で超えてくる。スタッフさんマジで天才しかいない。素晴らしきスタッフの皆々様に多大なる感謝を!!

 

 

 

 

そして私は再び搭乗するのであった――――――――

緒方恵美という人

言わずと知れた、説明不要の有名声優・緒方恵美

この方のバースデーライブ「循愛」が6月6日に行われた。

 

今回のライブは久しぶりのオールスタンディング。コロナ前と全く同じというわけにはいかないが、それでもワクワクが止まらなかった。

私は、諸事情により現地に行くことは叶わなかったのだが、現地参戦の方がキャパの90%を超えて下さった(最終的に100%に到達)おかげで、ライブの配信が行われることになり、どうにかそのワクワクを分けていただくことができた。

現地組の方々、本当にありがとう……!!!

 

配信での参戦だったけれど、やっぱり緒方さんのパワーは凄い。画面越しにも、こう、迫ってくるものがあって、圧倒された。

上手くいえないのだけど、

緒方恵美という人に出会うまで、私は「言霊」を信じていなかった。非科学的なものは信じない主義みたいな、中二病的なところがあって。笑

でも、10年くらい前か。初めて緒方さんのライブに行った時、緒方さんが発する言葉一つ一つが胸に刺さって、脳髄が痺れる感じがして、それこそ超高校級の希望がコトダマを発動するみたいに、バーンって撃ち抜かれるような。緒方さんが「希望」を語れば、私の心にも「希望」が宿った。言葉って、こんなに心が震えるんだと感動した。

あんまり言霊言霊って言うとスピリチュアルな感じに聞こえるかもしれないが…緒方さんの言葉に触れていると、やっぱり「言葉」が持つ力は絶対にあると、しみじみ思うのだ。

 

そして、今回のライブでもそんな「言霊」をビシビシと感じることができた。

MC中に話の流れで「こういうことを言うからね、それっぽい人に絡まれたりするんだけど」と、自身が発信する内容について少し触れた緒方さん。その後に続けた「あ、でも大丈夫ですよ。緒方さん強いから」という言葉が頭から離れなくて。

この人は本当に、どこまで強いんだ。本当、強くあろうと努力する人だなと、改めて。何事にも屈しない、という姿勢を見せるその姿が本当に格好良くて、毎度痺れる。

ただ、あんまり強いと、どこかで折れてしまわないかと心配になることもあって。私はこのMCを聞いて、私に出来ることは、何があっても緒方さんのファンであり続けることだなと、そんな決意を新たにした。

 

今回のライブのテーマは「循愛」ということで、随所から、というよりも終始いろんな形の愛を感じ、バンドメンバーとの絡みなんかはほっこりして、ずっとニコニコしてしまう。ファンの前ではめちゃくちゃカッコイイのに、気の置けない仲間からはいじられてしまう、そんなチャーミングな一面も、緒方さんの魅力だ。

 

緒方さんは私にとって、憧れであり、大好きな人であり、尊敬する人。やはりこの人に付いていこうと、この人を推していこうと、改めて思うライブだった。

そして、見れば見るほど現地に行きたくなる。なぜあそこに自分がいないんだと。。。次は現地で参戦したい。いや、する!(言霊)

 

 

ライブの話だというのにここまで全然音楽のことに触れていないが……;;

もちろん楽曲も素晴らしかった。カッコいい曲から美しい曲、楽しい曲、緒方さんの声域と表現の幅広さが遺憾なく発揮されていて、各方面の緒方ボイスが聴けて大満足だ。

そんなライブの様子は、6/13(月)23:59まで、アーカイブ視聴ができる(視聴チケットの購入は21:00まで!)ので、まだギリギリ見れるので、とにかく見てほしい。見た方が早い。私もギリギリまで何度も見返す。という、ステルスできていないマーケティングなのだった。笑

BD Live特設サイト→https://www.emou.net/bd2022/index.html

 

 

そんなわけで、今回の締めはライブの最後に緒方さんが言った素敵な言葉で。

 

また 生きて 笑って 会いましょう

 

推しが今日も私を落ち着かせない

このブログでは初めて(?)まともに件の推しについて良い話が書ける。

昨晩(というか本日未明か)だらだらと推しへの未練がましい想いを書いてしまったが、本日、某作品への出演続投が決まったとのニュースが飛び込んだ。

今日ばかりは嬉しい方の衝動で書かずにはいられない。

 

公式からの発表タイトルが、「〜氏に関するお知らせ」としか無かったので、降板かと思って、動悸で心臓が飛び出しそうになったし、変な汗をかいた。

内容をちゃんと確認した後も、しばらく手の震えが止まらなかった。

 

続投が決まったキャラクターは、おそらく私が、推しが演じる中で最初に好きになったキャラで、これが降板になってしまったらいよいよ私は立ち直れないと思っていたので、心の底から安堵している。

今回の発表には、「このキャラクターはこの人でないと」というような、好意的な声が比較的多く集まっていて、自分のことのように嬉しい気持ちになり、涙が出そうになった。

久々に、推しに対してあたたかい声を聞いた。

 

やはりあのキャラにはあの声が必要なのだ。

散々、推しが推しがと言っている私が言うと説得力に欠けるかもしれないが、私は推し云々関係なく、あのキャラクターのことが大好きだから、ずっと好きだったキャラが変わってしまうのは受け入れ難い。

だから、今回の発表は素直に嬉しい。

 

もちろん、まだまだ厳しい声もたくさんある。続投に憤りを感じる人の気持ちも分からなくはない。

マイナスな意見を受け入れることはとても辛いことだと思うけど、推しには、そういう批判もよくよく理解したうえで、誠実な対応や立ち振る舞いを考えてもらいたい。

…なんて言うと、上から目線な感じが週刊誌っぽくて(偏見)嫌なのだが。

私が願うのは、また皆から歓迎される推しが見たい。ただそれだけだ。

 

私と同じように、切実に再起を願っているファンもたくさんいるはずだ。

推しは熱い人だから、熱いファンの気持ちにはきっと、絶対、応えてくれる。そう信じている。

 

 

作品に出てくれるだけでももちろん嬉しいが、そうじゃなくて。

推しの魅力は私が知っていれば良い、と思わないでもないけど。

やっぱり、推しは皆に愛されていてほしい。

こんなこと思ってるファンがいるということが、推しに伝わっていると良いなと思う。

 

 

 

今夜はお酒が美味しい。

久しぶりによく眠れそうだ。

せめて思い出は綺麗であれ

もう推しの話は書かないって思ってたんだけど、何度もそう思うんだけど、どこかに吐き出さないと窒息しそうで、性懲りも無くまたこうして記事を書いている。

 

 

推しがボーカルを務めるバンドが5/31付で解散した。

以前から解散は発表されていたが、改めて宣言されて、改めてメッセージが公開されて、また心がかき乱されている。

 

以前にも書いたが、私は、声優である推しの前に、ボーカリストとしての推しを好きになった。まっすぐに胸に響く歌声が、本当に好きだった。

初めて生でその歌声を聴いたときには、その歌唱力に脱帽したし、胸にドンと突きつけられるように歌が届いて涙が出た。

 

歌を沢山聴いて、推しの出演作を見るようになり、ライブに行くようになり、

新曲が出る時に発表されるコメントとか、出演作品のWebラジオとか、ライブMCとかで段々人となりが分かってきて、ますます好きになって。

それまで芸能人の趣味嗜好・プライベートには興味が無かったのだが、推しに関してはどんなことでも知りたかった。

 

推しのことを知っていくうちに、こういう時きっと推しならこうする、とか、推しはこんな行動は許さないだろうな、とか、そういうことを考えるようになった。

推しを推す者として恥ずかしくない人間でありたいと思ったからだ。

 

私の行動規範は紛れもなく推しだった。

 

***

 

ライブのことを思い出せば、楽しかった記憶しかない。

見よう見まねでジャンプして、拳を突き上げて、頭を振って、声を枯らして。

ボーカルの推しはもちろんのこと、ペインターの方のパフォーマンスもそれはそれは凄かった。生きるって、こういうことなのかなって感じられるような、エネルギーというか、魂を見せられているようだった。これがアートの力か、と。

音楽もアートも大好きな私にとって、このバンドは好きの集合体だった。大好きなロックが、大好きな声で歌われ、そんな音楽に包まれながら大好きな絵が出来上がる。こんなに満たされることは他に無い。

彼らのライブは、遊び方が分からないまま大人になってしまった私が、青春を取り戻せる場所だった。

 

ライブが終わって、心地よい疲労感の後には筋肉痛がやってきて、痛みとともにセトリを振り返って、iPodにセトリ通りのプレイリストを作って、通勤中に聴いてはライブに思いを馳せて。

また行きたいな、また会いたいな、と思うことが、働く原動力だった。

 

コロナもあって、結局ライブには数えるほどしか行くことが出来なかったけれど、行くことが出来たその数回には、それぞれに思い入れがある、

 

初めて一人でライブハウスに行った1回目

推し繋がりで仲良くなった後輩と朝から物販に並んだ2回目

会員限定ライブに行きたくて大急ぎでメンバーズ会員登録して参戦した3回目

初めて遠征した4回目

地元開催が嬉しかった5回目

どうしても布教したくて友人を引っ張っていった6回目

どれも大事な思い出だ。

 

私にとって7回目のライブはコロナ禍でのオンライン配信。これが最後になってしまった。

最後にもう一度、生でパフォーマンスが見たかった。それだけが心残りだ。

 

解散に際して、推しの発表したコメントには、感謝の言葉しか無かった。

正直、何故「解散」という結論に至ったのか、推しなりの考えというか、推しが思っていることをもう少し話して欲しかった感はある。推しは、こういう時の説明が本当に上手くない。

ただ、どんなに説明されても、こちらが慮ることの出来ない領域もあるだろうし、十分に話し合って決めた結論なのだろうから、彼らが最良だと思う道が「解散」なのであれば、一ファンである自分には、彼らの意思を尊重し、受け入れることしかできない。いや、そう思おうとしている、といった方が正しいかもしれない。

私はこうして文章にすることで、自分で自分を納得させようとしている。

 

 

まだもやもやする気持ちもあるけど、ひとまずはねぎらいと、感謝を。

 

今までお疲れ様でした。

色んな初めてを経験させてくれて

一歩踏み出す勇気をくれて

たくさんの感動をくれて

本当に、本当に、ありがとう。

 

またいつか、を夢見て。

 

 *

***

 *

 

時間が解決してくれると言えるほど世の中は甘くなくて、火種は未だにあちこちに転がっていて、動く度にパチパチ燃える。

 

私は、誰が何を言おうと関係ない!私は彼が好き!と大声で言えるほど強くなくて、推しに対する厳しい意見を見聞きしては胸が締め付けられ、こんなところで発言できない、と萎縮してしまう。

どうしても吐き出したくて書くこのブログにも、推しの名前は書くことができない。

 

 

いっそ嫌いになれた方がどれだけラクか、と何度も思った。でも無理だった。

楽しかったあの瞬間に嘘は無かったから。

 

こんな気持ちを抱え続けるのは正直辛いし、もう疲れた。

 

 

それでも私は、推しを推すことを止められない。

 

情熱大陸(5/29花澤香菜さん回)感想

大好きな花澤香菜さんが出られるとのことで、初めて情熱大陸をリアタイ視聴した。

 

番組内容の前に、少しだけ花澤香菜を語りたい。

私はとにかく花澤さんの声が大好きだ。

自分が比較的声が低めなので、花澤さんのようなソプラノボイスにはどうしようもなく憧れる。

聞いているだけで癒され、誰しもがきゅんとしてしまうあの可憐なお声。嗚呼、あの声帯が本当に羨ましい…!

気付いた時には花澤さんの虜だったわけだが、きっかけは確か青の祓魔師のしえみちゃん。

とにかく可愛いヒロインボイスにときめいたのはもちろん、透明感があって儚い印象を受ける声色でありつつ、でもしえみちゃんの芯の強さがとてもよく表れていて、声優ってすごい…!と思った記憶がある。

 

そんな彼女のお仕事の様子を垣間見ることが出来るとあって、放送をとても楽しみにしていた。

私は、役者さんの出演作品とかは興味をもってよく調べるけど、その人自身の人柄とか趣味とかプライベートなことまでは詳しくなくて。

花澤さんのことも、花澤さんの輝かしいキャリアのことは知っていても、彼女の人となりはあまり知らなかった。だから余計に楽しみで。

 

番組冒頭の「よろしくお願いします」の声で既に「可愛い…」が止まらない私。

アフレコ現場の様子も放送されていたのだが、花澤さんほどのお方であってもこんなに指摘されるんだと衝撃を受けた。しかもそれが、「サドがちょっと強すぎ」とか「もう少しちゃんと置く感じ」とか細かい。

そういう細かい指示のニュアンスを汲み取って、そしてアウトプットできるのは本当に、流石はプロだ。

そしてそういう細かい部分にまでこだわる音響スタッフの皆々様……凄すぎる。これはスタッフもキャストも相当耳がよくないと務まらないだろう。

また、きっとスタッフさんも、花澤さんならこういう要望も叶えてくれると信頼してそういう指示を出すんだろうなとも思ったり。

 

番組では花澤さんの「生真面目さ」にフォーカスしていて、キレイにまとめられたノートとか、何年も継続しているピラティスとか、そういう努力の積み重ねが、声優・花澤香菜を作り上げているのだなということがよく分かった。

コツコツ続けるって、簡単に言うけど実際にやるのはなかなか難しい。

花澤さんほどの実力のある方がこんなに努力しているのだから、何者でもない私はもっともっと努力しなくては、と奮い立たされた。

 

今回の放送を見て、花澤さんの演技に何故これほどまでに説得力があるのかが分かった気がする。

声優として確固たる地位を築き上げてなお、あぐらをかかずに実直な姿勢で仕事に向き合い続ける。そんな彼女のことを心から尊敬し、これからも応援したいと思った。

 

やはり私は、花澤香菜という人が大好きだ。

 

 

*6/3(日)22:59までTVerで見逃し配信が見られるので、まだ見ていない方は是非!